「トリロジーのバクチオール※1が気になるけれど、商品が2つあってどちらを選べばいいのか分からない…」
と迷っていませんか?
※1:バクチオールとは、インド原産のマメ科植物の種子などから得られる植物由来成分のこと。ビタミンA系成分のレチノールとは構造が異なりますが、肌に対して似た方向の働きが報告されています。
目元や口元の乾燥小じわが気になってレチノールを試したものの、皮むけやヒリつきで中断した経験がある方ほど、次の選択肢には慎重になります。発売時のプレスリリースや一部のレビュー記事では、トリロジーのバクチオール配合品として、バクチオール4%の「バクチ+ ブースター トリートメント」と、2%の「ロザピンBオイル」の2製品が紹介されています。2製品は形状と濃度が異なり、「集中的に取り入れたいか」「オイルとしてなじませたいか」で選び分けるのが目安です。この記事では、2製品の違い、使い方の目安、レチノールとの使い分け、使用を控えるサインまでを整理します。
トリロジーのバクチオール配合品は2種類?4%と2%の位置づけ
結論からお伝えすると、トリロジーのバクチオール配合品は「バクチ+ ブースター トリートメント(4%)」と「ロザピンBオイル」の2種類が確認できます。ロザピンBオイルの2%は、一部のレビュー記事の記載です。
バクチ+ ブースター トリートメント(バクチオール4%)
2021年7月に全国発売されたと、発売時のプレスリリースで発表されている美容液タイプです。ブースター※2として、洗顔後・化粧水の後に数滴使う使い方が紹介されています。発売時のプレスリリースには、バクチオール4%配合と記載されています。
※2:ブースターとは、化粧水や美容液などの前後に取り入れ、後に続くスキンケアのなじみを高める目的で使われるアイテムの総称のこと。
容量や価格は、発売時のプレスリリースとレビュー記事で記載が異なっていたため、本記事では掲載しません。購入前に公式サイトで現行の仕様を確認してください。
ロザピンBオイル(2%の記載は一部のレビュー記事)
オイルタイプの製品です。一部のレビュー記事ではバクチオール2%配合と紹介されていますが、公式の表示は本記事の根拠にしていません。濃度や使い方は、購入前に製品ページの最新の成分表示と使用方法でご確認ください。
2製品の違いを比較|選び方の3つの目安
結論からお伝えすると、選ぶ目安は「濃度」「形状(美容液かオイルか)」「使う時間帯」の3つです。
| 項目 | バクチ+ ブースター トリートメント | ロザピンBオイル |
|---|---|---|
| バクチオール濃度 | 4% | 2%(一部のレビュー記事の記載) |
| 形状 | 美容液 | オイル |
| 使用方法の目安 | 洗顔後・化粧水後に数滴(プレスリリースの記載) | 公式表示に従う |
| 向く人の目安 | バクチオールを主役にしたい人 | オイルのなじみ方を好む人 |
選ぶときの目安は次の3つです。
- 濃度:バクチオールを集中的に取り入れたい場合は4%のブースター、まず少量から試したい場合は2%のオイルを候補にする方法があります。ただし、2%が4%より刺激が少ないと示したデータは確認できておらず、刺激の出方には個人差があります。
- 形状:さらっとした美容液が好みか、オイルのなじみが好みかで選べます。
- 使う時間帯:朝夜どちらにも使いたい場合は、公式表示の使用方法に従ってください。
バクチオールとレチノールの違いは?使い分けの考え方
結論からお伝えすると、0.5%・12週間の1件の臨床試験では、バクチオールはレチノールより皮むけや刺激感が少ないと報告されています。同じ成分ではなく、肌への出方には個人差があります。
レチノールを使い始めたころに起きやすい赤みや皮むけはA反応※3と呼ばれます。
※3:A反応とは、ビタミンA系成分であるレチノールを使い始めたときに起こりやすい、赤み・皮むけ・乾燥・ヒリつきなどの反応のこと。使い続けるうちに落ち着くことがあるとされていますが、強い症状が続く場合は使用を中止して受診してください。
0.5%のバクチオールとレチノールを12週間比べた試験(Dhaliwalら、2019年)では、しわと色素沈着の変化に両群で統計的な差は見られず、皮膚の皮むけや刺激感はレチノール群で多く報告されました。この試験のバクチオール濃度は0.5%で、トリロジー製品の濃度や処方とは異なる可能性があり、結果をそのまま製品に当てはめることはできません。
使い分けの考え方の例は次のとおりです。
- レチノールで赤みや皮むけが出て中断した方:バクチオールを少量から試す選択肢がある
- すでにレチノールが肌に合っている方:切り替える必要はなく、併用する場合は一度に両方を始めず、片方ずつ慣らす
- 併用や切り替えに不安がある方:皮膚科医に相談する
使い方の目安|順番・量・頻度の5つのポイント
結論からお伝えすると、使い方の基本は「洗顔後・化粧水後に少量から」「公式表示を優先」「朝は日焼け止め」「頻度は慣らしながら」「新しい製品は一つずつ」の5つです。
- 順番:洗顔→化粧水→バクチオール製品→乳液・クリームの流れが紹介されています。製品ごとの指定は公式表示を確認してください。
- 量:ブースターは、発売時のプレスリリースで1回2〜3滴と紹介されています。製品の仕様は変わることがあるため、公式の使用量を優先し、まず少なめから始めます。
- 頻度:使用回数は公式表示を優先します。肌が慣れていないうちは、まず1日1回から始める方法もあります。
- 朝の使用:朝に使う場合は、日焼け止めで紫外線対策をセットにします。
- 新規製品は一つずつ:新しい製品を同時に増やすと、刺激の原因が分からなくなります。
バクチオールで失敗しやすい4つのNG行動
結論からお伝えすると、失敗の多くは「量を増やす」「複数を同時に始める」「刺激を我慢する」「日焼け止めを省く」の4つに集約されます。
やめるべきサインと皮膚科受診の目安
結論からお伝えすると、赤み・かゆみ・腫れ・強いヒリつきが出たら使用を中止し、症状が続く場合は皮膚科を受診してください。
- 使用後に赤み、かゆみ、ブツブツ、腫れが出た
- 洗い流しても数時間以上ヒリつきが続く
- 目の周りに塗って、しみる感じが続く
初めて使うときは、腕の内側などでパッチテスト※4をしてから顔に使うと安心です。
※4:パッチテストとは、少量の製品を腕の内側など目立たない場所に塗り、24〜48時間ほど様子を見て、赤みやかゆみが出ないかを確かめる方法のこと。
妊娠中・授乳中に使用してよいかは、公式サイトの最新の表示を確認したうえで、かかりつけの医師に相談してください。
トリロジーのバクチオールに関するよくある質問(FAQ)
結論からお伝えすると、よくある疑問は「レチノールとの違い」「2製品の選び方」「敏感肌」「朝の使用」「妊娠中・授乳中」の5つです。
Q1. バクチオールとレチノールは何が違いますか?
Q2. 「バクチ+ ブースター トリートメント」と「ロザピンBオイル」はどちらを選べばいいですか?
A. 濃度を重視するなら4%のブースター、オイルのなじみ方を重視するならロザピンBオイルが目安です。(詳細)
どちらも公式表示の使い方を優先してください。濃度の高い方が肌に合うとは限らないため、少量から始めて肌の様子を見ます。
Q3. バクチオールは敏感肌でも使えますか?
A. 敏感肌向けに紹介されることがありますが、誰にでも合うわけではありません。(詳細)
刺激の出方には個人差があります。まずパッチテストを行い、少量から始めてください。赤みやかゆみが出たら使用を中止します。
Q4. 朝に使っても大丈夫ですか?紫外線の影響は?
A. 朝に使う場合は日焼け止めを併用してください。(詳細)
製品ごとの使用時間帯の指定は公式表示を確認します。
Q5. 妊娠中・授乳中に使えますか?
A. 可否は本記事では断定できません。(詳細)
公式サイトの最新の表示を確認し、かかりつけの医師に相談してください。
まとめ|2製品の違いと選び方の振り返り
結論からお伝えすると、トリロジーのバクチオールは、4%の「バクチ+ ブースター トリートメント」と「ロザピンBオイル」の2種類です(ロザピンBオイルの2%は一部のレビュー記事の記載)。
- 濃度:4%のブースターと、一部のレビュー記事で2%とされるロザピンBオイルで異なる
- 形状:美容液かオイルかで使い心地が異なる
- レチノールとの違い:0.5%・12週間の1件の臨床試験では、レチノールより皮むけや刺激感が少ないと報告されているが、個人差がある
- 使い方:洗顔後・化粧水後に少量から。朝は日焼け止めを併用する
- 安全面:パッチテストを行い、異常があれば中止して受診する
スキンケアの変化は一朝一夕には現れにくく、継続して肌の様子を見ながら判断することが大切です。
※本記事は一般的なスキンケア情報を目的としており、特定の効果効能を保証するものではありません。肌状態に不安がある場合は、皮膚科専門医へご相談ください。