うるおいのある肌の女性の目元のアップ

「ナイアシンアミド(=ビタミンB3の一種)の美容液とプラセンタ(=動物の胎盤から得られ、化粧品に配合されるエキス)の美容液、同じ夜に重ねて使って大丈夫なのかな…」
夜の洗面所で2本を並べたまま、頬に残る少しピリッとした感覚が気になって手が止まっていませんか?

新しい美容液を足した後に赤みが出ると、どの製品が原因なのか分からなくなります。調べても、この2つの併用を直接扱った情報はなかなか見つかりません。ナイアシンアミドとプラセンタを併用してはいけないとする公的な根拠は、本記事の執筆時点で確認できていません。一方で、併用すると効果が高まると言える根拠も確認できていません。大切なのは、製品を1つずつ追加して肌の反応を見ることです。この記事では、確認できた範囲、化粧品と医薬品のプラセンタの違い、重ねるときの考え方、塗る順番の目安、赤みが出たときの対応と皮膚科に相談する目安を解説します。

併用してはいけない?確認できた範囲は?

大理石の台の上に置かれた白いスポイト付きの美容液ボトル

【結論】ナイアシンアミドとプラセンタを併用してはいけないとする公的な基準は、本記事の執筆時点で確認できていません。本文を取得できた調査対象5本の中に、2つの併用を直接扱ったものは見つかりませんでした。

  • 確認できたこと:調べた5本(本文を取得できたもの)のうちプラセンタに触れていたのは、両方を配合した美容液の紹介記事と、質問サイトの投稿の2本でした。併用の可否や順番を論じた記事は確認できませんでした。両方を配合した美容液が販売されていることは、確認できています。
  • 確認できていないこと:「併用すると肌に悪影響が出る」とする公的機関の見解や研究は、確認できていません。「併用すると効果が高まる」と言える根拠も、同様に確認できていません。
  • 注意点:化粧品で表現できる効能の範囲は、厚生労働省の通知(参考文献)で定められています。「シミを消す」「肌荒れを治す」といった表現は、一般の化粧品にも医薬部外品(=厚生労働省の承認を受けた有効成分の配合により、効能を表示できる製品)にも使えません。

化粧品のプラセンタと医薬品のヒトプラセンタは何が違う?押さえたい3点

【結論】「プラセンタ」という名前でも、化粧品に配合されるエキスと、医療機関で扱われるヒトプラセンタは別のものです。この記事で扱う併用の話は、化粧品として販売されているプラセンタエキス配合の製品が対象です。

  • 違い1:化粧品のプラセンタエキス。動物由来のプラセンタから得られた成分で、化粧水や美容液などに配合されます。由来する動物は製品によって異なるため、公式サイトや全成分表示(=容器や箱に記載される、配合成分の一覧)で確かめます。
  • 違い2:医薬部外品の表示。医薬部外品(=厚生労働省の承認を受けた有効成分の配合により、効能を表示できる製品)は、有効成分と表示できる効能が製品ごとに定められています。プラセンタエキスを含む製品が医薬部外品として効能を表示しているかどうかは製品によって異なるため、パッケージの「医薬部外品」表示と有効成分の記載を確認します。
  • 違い3:医療機関で扱われるヒトプラセンタ。ヒト胎盤由来の成分を用いた医薬品があり、医療機関で用いられる場合があります。化粧品とは位置づけが異なります。医療機関で受けている場合は、化粧品との併用について医師に確認します。

知恵袋のような質問サイトでは、化粧品のプラセンタ製品と医療機関のヒトプラセンタが同じ並びで比べられていることがあります。どちらの話をしているのかを分けて読むと、情報を整理しやすくなります。

両方入った製品や複数の製品を重ねるときの考え方3つ

白い面の上に置かれた3本の茶色いガラス瓶

【結論】ナイアシンアミドとプラセンタの両方を配合した製品もあります。製品を重ねる数を増やすより、1つずつ試して肌の反応を見る方法が現実的です。

夜に肌の乾燥や赤みが気になる日は、化粧水、美容液、クリームと重ねたくなることがあります。そのとき、複数の製品に同じ成分が含まれていることに気づきにくくなります。

  • 考え方1:全成分表示で配合を確認する。ナイアシンアミドとプラセンタエキスが、それぞれ何本の製品に入っているかを書き出します。
  • 考え方2:新しい製品は1つずつ追加する。同時に複数の製品を始めると、赤みの原因が分からなくなります。
  • 考え方3:両方入りの製品には、重ねる数を絞る。両方を配合した製品に別の製品を重ねてよいかを示した公的な資料は、確認できていません。製品の使用方法に従い、重ねて刺激を感じるときは数を減らして様子を見ます。

新しい製品は、パッチテスト(=少量を肌に塗り、赤みやかゆみが出ないかを確かめる方法)をしてから顔に使います。例えば、二の腕の内側に少量を塗って様子を見ます。

塗る順番はどう考える?確認できた2つの目安

【結論】塗る順番に公的な決まりは確認できていません。さらさらしたテクスチャーから重ねる方法が紹介されることがありますが、その根拠は確認できていないため、製品に使用順の指定があるときはそれに従います。

  • 目安1:さらさらしたものから、とろみのあるものへ。化粧水のようなさらっとした製品を先に、美容液やクリームを後に重ねる考え方です。
  • 目安2:製品の指定を優先する。メーカーが使用順を示している製品は、その案内に従います。

情報源によって順番が異なることもあるため、自分の肌で赤みが出ないかを確かめながら決めます。

赤みやヒリつきが出たら?止める順番とやめるサイン・皮膚科の受診目安

やわらかな光のなかで目を閉じる人物の顔のアップ

【結論】赤みやヒリつきが出たら、まず直前に追加した製品を1つ休みます。強い痛み・腫れ・水ぶくれが出たときは、使用をやめて皮膚科に相談します。

  • すぐ使用をやめるサイン:塗った直後の強い痛み、顔全体の強い赤み、腫れ、水ぶくれ、強いかゆみ
  • 止める順番の目安:直前に始めた製品→重ねる数を増やした製品の順に休み、1つずつ戻して原因を探します。
  • 様子を見てよいか:軽い赤みでも、休んでも引かないときは自己判断せず、皮膚科に相談します。続く期間の公的な基準は確認できていません。
  • 皮膚科に相談する目安:休んでも赤みが引かない、かゆみが強い、日常生活に支障がある場合。使っていた製品の全成分表示を写真に残して持参すると伝わりやすくなります。
  • 処方薬を使っている方:トレチノイン(=ビタミンAの一種で、医師が処方する医薬品)などの処方薬を使っている間は、化粧品の追加や併用について、処方した医師に確認します。
  • 妊娠中・授乳中、治療中の方:使用前に医師へ相談してください。

ナイアシンアミドとプラセンタの併用に関するよくある質問(FAQ)

【結論】併用を一律に禁じる根拠は確認できていません。1つずつ試し、赤みが出たら直前の製品から休みます。

Q1. ナイアシンアミドとプラセンタは同じ日に併用できますか?

A. 併用を禁じる公的な根拠は、確認できていません。(詳細)

ただし肌への合う・合わないには個人差があります。パッチテスト(=少量を肌に塗り、赤みやかゆみが出ないかを確かめる方法)をしてから、1つずつ試してください。

Q2. どちらを先に塗ればよいですか?

A. 製品に使用順の指定があれば、それに従います。(詳細)

指定がないときは、さらさらした製品から重ねる考え方がありますが、確認できた公的な基準ではありません。

Q3. 両方が入った美容液に、さらに別の製品を重ねても大丈夫ですか?

A. 大丈夫と断定できる資料は、確認できていません。(詳細)

製品の使用方法を優先し、重ねる数を絞って様子を見ます。赤みが出たら、直前に足した製品から休みます。

Q4. 赤みやピリピリ感が出たらどうすればよいですか?

A. 直前に追加した製品を休みます。(詳細)

強い痛み、腫れ、水ぶくれが出たときは使用をやめ、皮膚科に相談してください。

Q5. トレチノイン(=ビタミンAの一種で、医師が処方する医薬品)などの処方薬を使っている間も、併用して大丈夫ですか?

A. 自己判断せず、処方した医師に確認してください。(詳細)

トレチノイン(=ビタミンAの一種で、医師が処方する医薬品)などの処方薬を使っている間は、肌の状態が変わっていることがあるため、化粧品の追加は医師の指示を優先します。

まとめ|併用可否を決めつけず、1つずつ試して確認する

【結論】ナイアシンアミドとプラセンタを併用不可と断定できる根拠は確認できていません。 効果が高まると言える根拠も確認できていないため、製品の数と肌の反応を見ながら、1つずつ試すことが大切です。

  • 根拠:併用を禁じる公的な基準も、効果が高まるとする根拠も確認できていません
  • プラセンタの違い:化粧品のエキスと医療機関のヒトプラセンタは別のものとして読む
  • 重ね方:全成分表示で配合を確認し、新しい製品は1つずつ追加する
  • 順番:製品の指定を優先し、なければさらさらした製品から重ねる
  • 異変時:直前の製品から休み、強い症状や処方薬の使用中は医師に相談する

肌の反応には個人差があるため、赤みが出た時点でいったん休み、肌の状態を見ながら続けるかを決めましょう。

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併用の考え方やプラセンタの成分について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
👉 ナイアシンアミドに併用不可な成分はある?組み合わせの真相と注意点
👉 プラセンタとレチノールは併用できる?正しい順番と4つの併用ルール

【免責】本記事は一般的なスキンケア情報を目的としており、特定の効果効能を保証するものではありません。肌状態に不安がある場合は、皮膚科専門医へご相談ください。

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