「朝の洗面所で日焼け止めを塗ると、午後には顔がつっぱる…。コーセーに美容液のように使える日焼け止めがあると聞いたけれど、どれのことなのか分からない」
と悩んでいませんか?
「エッセンス」「セラム」「美容液」と書かれていても、製品ごとにSPF・PA、落とし方、区分は異なります。名前の印象だけで選ぶと、夜の洗い方で迷う可能性があります。公式ページで「トーンアップ日やけ止め美容液」と説明されているのはサンカット トーンアップUV エッセンスで、SPF50+・PA++++、石けんで落とせると記載されています。同じサンカットのパーフェクトUV エッセンスは、確認した公式ページに「美容液」の表記がなく、洗浄料などで洗う案内です。インフィニティのデイセラム UVは医薬部外品(=有効成分を配合し、効果をうたえる範囲が法律で定められた製品区分)で、30gの日中用美容液です。この記事では、3製品の違い、「美容液70%配合」の読み方、落とし方、SPF・PAと紫外線吸収剤・散乱剤の見方、やめるサインまでを詳しく解説します。
※製品情報はMaison KOSÉ(コーセー公式通販)の製品ページを2026年10月30日に確認した内容です。仕様・価格は変更される場合があるため、購入前に最新の公式情報をご確認ください。
コーセーの日焼け止め美容液はどれ?公式で確認できた3製品の違い
【結論】公式ページで「美容液」の表記を確認できたのは、サンカット トーンアップUV エッセンスとインフィニティ マルチプロテクション デイセラム UVです。サンカット パーフェクトUV エッセンスは、確認した公式ページに「美容液」の表記がありませんでした。
夕方の鏡の前で、塗り直す手間とスキンケアの手順を一本にまとめられないかと考えたことのある方もいるのではないでしょうか。公式ページの記載は次のとおりです。
| 製品 | 公式ページの記載 |
|---|---|
| サンカット トーンアップUV エッセンス (ラベンダー) | 「トーンアップ日やけ止め美容液」と説明 SPF50+・PA++++・UV耐水性★(公式ページの表示。★の基準は製品ページで確認) 80g/812円(税込) 石けんで落とせる |
| サンカット パーフェクトUV エッセンス | 日やけ止め(確認したページに「美容液」の表記なし) SPF50+・PA++++・UV耐水性★★ 80g/878円(税込) 洗浄料などで洗う |
| インフィニティ マルチプロテクション デイセラム UV | 医薬部外品・日中用美容液 SPF50+・PA++++ 30g(2色)/3,740円(税込) 落とし方の記載は確認できず |
サンカット トーンアップUV エッセンスはレモンイエロー、ミントグリーン、ローズピンクなど複数の色があり、色ごとの詳細は公式の製品ページで確認してください。この記事で全成分や仕様を確認したのはラベンダーのページです。
インフィニティ デイセラム UVは、有効成分を配合した医薬部外品と記載されています。どの成分がどの目的に対応するかは製品ページの有効成分の表示で確認してください。感じ方には個人差があります。購入前にWebカウンセリングの案内があり、皮膚科に通院するような肌トラブルがある場合などは販売できないと案内されています。価格帯と購入手順が、サンカットとは大きく異なります。
「美容液70%配合」は何の割合?表示の読み方3つのポイント
【結論】サンカット トーンアップUV エッセンスの「美容液70%配合」には、「粉体と紫外線吸収剤を除く」という注釈が付いています。70%は製品全体ではなく、粉体と紫外線吸収剤を除いた部分を基準にした表示と読み取れます。
読み方のポイントは3つです。
- 注釈を確認する:公式ページでは「美容液70%配合※」とあり、※に「粉体と紫外線吸収剤を除く」と書かれています。
- 紫外線を防ぐ成分とは別の話:紫外線吸収剤(=肌の上で紫外線を吸収し、熱などに変える成分)や粉体(=パウダー状の成分)は割合の計算から除かれているため、70%は紫外線を防ぐ働きを示す数値ではありません。
- 日焼け止めの代わりにはならない:美容液成分が入っていても、スキンケアの手順は普段どおり行い、SPF・PAの表示と塗る量を守って使います。
石けんで落とせる?製品ごとの落とし方と使い方の4つの確認点
【結論】落とし方は製品ごとに異なります。サンカット トーンアップUV エッセンスは石けんで落とせると記載され、パーフェクトUV エッセンスは洗浄料などで洗う案内です。
「日焼け止め美容液は落ちにくいのでは」と、夜の洗面所で不安になることもあるでしょう。確認したい点は4つです。
- トーンアップUV エッセンス:公式ページに「石けんで簡単に落とすことができます」とあります。ただし、公式ページには「UV耐水性★」と表示されています。★の基準は製品ページで確認できます。
- パーフェクトUV エッセンス:「洗浄料などでていねいに洗ってください」とあります。UV耐水性★★の表記があります。
- インフィニティ デイセラム UV:確認した公式ページでは落とし方を確認できませんでした。パッケージの表示を確認してください。
- 使う量:トーンアップUV エッセンスとパーフェクトUV エッセンスの公式ページでは「充分な量を肌にムラなくなじませます」とあり、使用量が少ないと十分な日やけ止め効果が得られないと記載されています。
インフィニティ デイセラム UVの使い方は、朝のお手入れの最後に、パール粒くらいの量を両ほほ・ひたい・鼻・あごの5か所になじませる案内です。ファンデーションを使う場合は、本品のあとに使います。
SPF50+・PA++++と紫外線吸収剤・散乱剤はどう見る?3つの見方
【結論】3製品とも表示はSPF50+・PA++++です。SPF・PAの表示が同じでも、製品区分・容量・価格・落とし方・使い方の案内が異なります。紫外線を防ぐ成分の内訳は全成分表示で確認すると選びやすくなります。
見方は3つです。
- SPFとPA:SPF(=紫外線B波による赤みや炎症を防ぐ指標)の「50+」とPA(=紫外線A波を防ぐ効果の指標)の「++++」は、それぞれ表示上の最も高い区分です。数値の違いは【図解】SPFとPAの違いとは?日常生活・レジャーなどシーン別の正しい選び方の記事も参考にしてください。
- 紫外線吸収剤と散乱剤:3製品とも公式ページに全成分表示があります。トーンアップUV エッセンスの全成分表には、紫外線吸収剤と、酸化亜鉛・酸化チタンなどの散乱剤(=紫外線を反射・散乱させる成分)の両方が記載されています。ほかの2製品は、含まれる成分の種類を各製品の全成分表で確認してください。
- 配合の優劣ではない:吸収剤は肌の上で紫外線を吸収して熱などに変える成分で、散乱剤は紫外線を反射・散乱させる成分です。どちらがよいかは肌との相性によるため、気になる成分は全成分表示で確認し、紫外線吸収剤フリー!敏感肌に優しい「ノンケミカル」日焼け止めの見分け方も参考にしてください。
使うのをやめるサインと皮膚科受診の目安
【結論】塗った部分に赤み、かゆみ、ヒリヒリ感が出たら使用を中止して洗い流し、症状が続く場合は皮膚科を受診してください。
- 公式の通販ページでは、カート追加時などに使用前の皮膚アレルギー試験(パッチテスト)が勧められています。腕の内側などで少量から試しましょう。
- 使用をやめるサイン:塗った部分の赤み、かゆみ、ヒリヒリ感、湿疹やブツブツが広がる。
- 皮膚科受診の目安:中止しても症状が数日続く、腫れや強いかゆみ、広がる赤みがある場合。
- インフィニティ デイセラム UVは、皮膚科に通院するような肌トラブルがある場合は販売できないとカウンセリングで案内されます。通院中の方は、先に主治医に相談してください。
コーセーの日焼け止め美容液に関するよくある質問(FAQ)
Q1. コーセーの日焼け止め美容液は、石けんやクレンジングで落とせますか?
A. 製品によって異なります。トーンアップUV エッセンスは石けんで落とせると記載され、パーフェクトUV エッセンスは洗浄料などで洗う案内です。(詳細)
デイセラム UVは確認した公式ページに落とし方の記載を確認できなかったため、パッケージを確認してください。
Q2. 紫外線吸収剤と散乱剤はどちらがよいですか?
A. どちらがよいかは一概に言えません。(詳細)
吸収剤は紫外線を吸収し、散乱剤は反射・散乱させる成分です。肌に合わなかった成分がある場合は、全成分表示で確認し、パッチテストで試してから使いましょう。
Q3. 日焼け止め美容液は、乳液の前と後のどちらに塗りますか?
A. 製品の使用方法に従うのが基本です。(詳細)
デイセラム UVは、朝のお手入れの最後に使い、ファンデーションはその後に使う案内です。サンカットは、製品の使用方法(パッケージまたは製品ページ)に従ってください。
Q4. 日焼け止め美容液は、美容液の代わりになりますか?
A. 代わりにはなりません。(詳細)
美容液成分が配合されていても、保湿などのスキンケアは普段どおり行い、日焼け止めとしては塗る量と塗り直しを守って使います。
Q5. SPF50+・PA++++なら、塗り直さなくても大丈夫ですか?
A. 塗り直しが推奨されています。(詳細)
汗や皮脂、衣類との摩擦で日焼け止めが取れやすくなると考えられます。パーフェクトUV エッセンスのページにも、こまめに塗りなおすよう記載されています。
まとめ|コーセーの日焼け止め美容液を選ぶ前の4つの確認点
コーセーの日焼け止め美容液は、公式ページの「美容液」表記と、落とし方、全成分を確認して選ぶことが大切です。
- 製品の区分:公式ページ(2026年10月30日確認)で「美容液」と明記されているのはトーンアップUV エッセンスとデイセラム UV。パーフェクトUV エッセンスは確認したページに「美容液」の表記がない
- 美容液70%配合の読み方:粉体と紫外線吸収剤を除いた割合であり、紫外線を防ぐ働きの数値ではない
- 落とし方:石けん、洗浄料、記載なしと製品ごとに異なる
- 肌との相性:全成分表示を確認し、パッチテストで試す。異常があれば中止して皮膚科へ
日焼け止めは一度選べば終わりではなく、塗る量と塗り直しを続けることが紫外線対策につながると考えられます。自分の朝の手順に合う一本を、焦らず選びましょう。
日焼け止めの選び方をもっと知りたい方は、日焼け止めの選び方|肌質・成分・シーン別もあわせてご覧ください。
参考文献・参考リンク
- Maison KOSÉ「サンカット トーンアップUV エッセンス ラベンダー」https://maison.kose.co.jp/site/suncut/g/gWMXT/
- Maison KOSÉ「サンカット パーフェクトUV エッセンス <80g>」https://maison.kose.co.jp/site/suncut/g/gWMXM/
- Maison KOSÉ「インフィニティ マルチプロテクション デイセラム UV」https://maison.kose.co.jp/site/infinity/g/gBASU001/
※本記事は一般的なスキンケア情報を目的としており、特定の製品の効果を保証するものではありません。肌に異常を感じた場合は、使用を中止して皮膚科医にご相談ください。