「日焼け止めが多すぎて、自分の肌や使うシーンに合うものが分からない…」
選び方に迷う方に向けて、確認するポイントを整理します。
日焼け止めは、SPFとPAの表示、成分の種類、使用感、肌質、使うシーンを確認して選び、初めて使う製品は少量から試すのが基本です。この記事では、選ぶときの共通ポイントと、肌質・シーン別の詳しい記事への案内をまとめます。
日焼け止めとは?SPF・PAの見方
日焼け止めは、紫外線から肌を守ることを目指す製品で、SPFは主にUV-B、PAはUV-Aを防ぐ指標です。数値は製品全体の試験で決まり、成分単独の数値ではありません。
SPF(=主にUV-Bを防ぐ指標)とPA(=UV-Aを防ぐ指標)は、製品全体の試験で決まります。化粧品で表現できる効能は、日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ、日やけを防ぐなどの範囲です(厚生労働省「化粧品の効能の範囲の改正について」(2011年)に基づく区分です)。
紫外線を完全に防ぐことはできないため、日傘や帽子など、他の対策と併用する方法があります。成分の違い(紫外線吸収剤・散乱剤)は、成分ガイドでも解説しています。
日焼け止めを選ぶ5つの共通ポイント
日焼け止めは、SPF・PA、成分の種類、使用感、肌質、使うシーンの5点を確認して選びます。
- SPF・PA:日常使いか、屋外のレジャーかなど、使うシーンに合わせて選ぶ。
- 成分の種類:吸収剤と散乱剤で、使用感や肌への合う・合わないが異なる。
- 使用感:白浮き、きしみ、べたつき、美容液タイプなど、使用感は製品によって異なる。
- 肌質:敏感肌やニキビが気になる肌は、全成分表示を確認し、パッチテストをしてから使う。
- 使うシーン:日常、レジャー、スポーツ、海外など、シーンに合わせて落としやすさや耐水性も確認する。
やめるべきサインと皮膚科を受診する目安
強い痛み・腫れ・水ぶくれ・発疹が出たとき、休んでも赤みやヒリつきが続くとき、範囲が広がる乾燥・皮むけやかゆみ・湿疹を伴うときは、使用を中止して皮膚科を受診してください。
| 状態 | 続けて様子を見てよい目安 | 使用を中止して相談する目安 |
|---|---|---|
| 赤み・ヒリつき | 軽く、回数を減らすと落ち着く | 強い痛みがある、休んでも続く |
| 乾燥・皮むけ | 保湿を続けても範囲が広がらず、かゆみや湿疹を伴わない | 範囲が広がる、かゆみや湿疹を伴う |
| 腫れ・水ぶくれ・発疹 | 該当なし | 出た時点で中止し、皮膚科を早めに受診 |
敏感肌の方、アトピー性皮膚炎(=かゆみや湿疹を繰り返す慢性の皮膚の病気)などの皮膚疾患がある方、妊娠中・授乳中の方は、使い始める前に医師へ相談しておくと安心です。初めて使う製品は、パッチテスト(=腕の内側などで少量を試すこと)を行ってから使ってください。
日焼け止めの選び方に関するよくある質問(FAQ)
よく聞かれる4つの疑問に、全成分表示と製品の使用方法の確認を基本として答えます。
Q1. SPFとPAは、数値が高いほどよいですか?
A. 使うシーンに合わせて選びます。数値が高い製品は、肌に負担を感じる場合もあります。(詳細)
詳しくは、SPFとPAの違いの記事で確認できます。
Q2. ノンケミカルとは、何ですか?
A. 一般に、紫外線吸収剤を使っていない製品を指す呼び方です。(詳細)
決まった定義があるわけではないため、全成分表示で確認してください。
Q3. 敏感肌でも使えますか?
A. 敏感肌の方は、全成分表示を確認し、パッチテストを行ってから、少量で試してください。(詳細)
赤みやヒリつきが出たときは、使用を中止してください。
Q4. 日焼け止め美容液は、普通の日焼け止めと何が違いますか?
A. 美容液タイプは、塗り心地がみずみずしい製品が多く、使用感が異なります。(詳細)
使用方法や塗る量は、製品の指定に従ってください。
まとめ|表示と成分を確認し、少量から試して選ぶ
日焼け止めは、SPF・PA、成分の種類、使用感、肌質、使うシーンを確認し、初めて使うものは少量から試して選ぶのが基本です。
- 数値:SPF・PAは製品全体の試験で決まり、成分単独の数値ではない。
- 選び方:SPF・PA・成分・使用感・肌質・使うシーン。
- 範囲:紫外線を完全に防ぐことはできない。日傘や帽子も併用する。
- やめどき:赤みやヒリつき、かゆみが出たときは使用を中止する。
肌の変化には時間がかかることがあるため、無理に量や回数を増やさず、肌が安定する使い方を続けることが大切です。