「アスタリフトの美容液にナイアシンアミドは入っているのかな…」
と、夜の洗面所で、スマホの検索結果と「ザ セラム」の3製品を見比べていませんか?
アスタリフトの公式ページで、ナイアシンアミド(=ビタミンB3の一種)が有効成分と確認できたのは「ザ セラム マルチチューン」と「ザ セラム リンクルリペア(朝用・夜用)」でした。同じ「ザ セラム」シリーズの「ザ セラム ブライトニング」は、有効成分がトラネキサム酸(=合成アミノ酸の一種)とグリチルレチン酸ステアリル(=甘草由来のグリチルレチン酸から作られる成分)で、ナイアシンアミドの記載はありませんでした。
ただし、確認できたのは富士フイルムの公式サイトの一部の製品ページだけです。この記事では、確認できた製品と未確認の製品を分けたうえで、製品ごとの違い、表示での見分け方、使う前の注意を解説します(情報は2026年11月1日時点)。
アスタリフトにナイアシンアミドは入ってる?公式で確認できた2つの事実
【結論】公式ページで、ナイアシンアミドが有効成分と確認できたのはマルチチューンとリンクルリペアの2製品です。ブライトニングは別の有効成分で、そのほかの製品は未確認です。
確認できた事実は次の2点です。
- ザ セラム マルチチューン(販売名:ALE 薬用エッセンスa)の公式ページには、「有効成分:ナイアシンアミド」と表示されています
- ザ セラム リンクルリペアの朝用(ALE デイエッセンスd)と夜用(ALE ナイトエッセンスa)の公式ページにも、どちらも「有効成分:ナイアシンアミド」と表示されています
医薬部外品(=効果が認められた有効成分を含み、医薬品と化粧品の中間に位置づけられる製品区分)では、有効成分の欄が全成分の一覧とは別に設けられます。今回の2製品も、有効成分の欄で確認できました。
未確認の点もあります。リンクルリペアの全成分の全文は、今回取得できませんでした。確認できたのは、有効成分の欄の記載と、成分数(朝用40種、夜用33種。いずれも有効成分1種を含む)です。「アスタリフトのうち、ナイアシンアミドが入っているのはこの2製品だけ」とは断定できません。
マルチチューンとリンクルリペアを比べる3つのポイント
【結論】有効成分は同じナイアシンアミドです。違いは、容量と価格、朝夜に分かれているかどうか、公式で確認できた全成分の範囲の3点です。
公式ページに載っていた内容を、税込価格とあわせて整理します。
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| 製品 | 公式で確認できた内容 |
|---|---|
| ザ セラム マルチチューン | 美容液(1製品)。本品40mL 8,503円、レフィル40mL 7,502円、お試し8mL 1,584円。有効成分はナイアシンアミド |
| ザ セラム リンクルリペア 朝用 | デイエッセンスd。5g 4,697円。有効成分はナイアシンアミド。成分数は40種 |
| ザ セラム リンクルリペア 夜用 | ナイトエッセンスa。18g 4,697円。有効成分はナイアシンアミド。成分数は33種 |
| リンクルリペア 朝用+夜用セット | 9,196円(約70日分)。お試しは朝2g+夜8gで4,004円(約30日分) |
- 容量と価格:マルチチューンは40mLで8,503円、リンクルリペアは朝夜セットで9,196円です。今回確認した公式ページで使用日数の目安が示されていたのは、リンクルリペアのセット(約70日分)とお試し(約30日分)です
- 朝夜の分かれ方:リンクルリペアは朝用と夜用に分かれ、成分数も異なります。マルチチューンは1製品です。朝夜の使い分けが必要かどうかは、各製品の使用方法の表示に従います
- 全成分の確認範囲:マルチチューンは、公式ページ2か所で全成分の全文を確認でき、ナイアシンアミドは有効成分の欄にのみ表示されていました。リンクルリペアは、有効成分の欄までの確認です
公式のナイアシンアミド解説ページでは、「美白」という言葉を「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと」と注釈しています。これは言葉の定義であり、すでにできたシミを消す意味ではありません。
ナイアシンアミドが有効成分ではなかったブライトニングと、未確認の製品
【結論】ブライトニングの有効成分はナイアシンアミドではありませんでした。名前が似ていても、有効成分は製品ごとに確かめます。
「ザ セラム」シリーズは名前が似ているため、3製品とも同じ成分だと思い込みやすい点に注意が必要です。公式ページで確認した範囲は次のとおりです。
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| 製品 | 確認できた内容 |
|---|---|
| ザ セラム ブライトニング | 販売名はALE メラノエッセンスa。本品40mL 7,898円、レフィル40mL 6,897円、お試し8mL 1,496円。有効成分はトラネキサム酸とグリチルレチン酸ステアリル。ナイアシンアミドの記載なし |
| スキンケア一覧の8製品 | アドバンスドローション、スパークル タイト セラム、エッセンス デスティニー、エマルジョン、アドバンスドクリーム、ナイトチャージクリーム、アイクリーム、モイスチャライジングマスク。一覧ページ上にナイアシンアミドの記載はありませんでした。各製品の有効成分や全成分は確認していません |
一覧ページに記載がないことは、「入っていない」ことの証明にはなりません。ホワイト系やジェリー、メンなどのシリーズも、今回は個別ページを取得していません。気になる製品は、購入前に公式ページの有効成分欄と全成分で確かめてください。
表示でナイアシンアミドを見分ける4つの確認点
【結論】有効成分の欄、成分名の表記ゆれ、外箱との照合、販売元の4点を順に確かめます。
- 医薬部外品は「有効成分」の欄も見る:有効成分とその他の成分が別欄に分かれて表示されます。全成分の一覧だけを見ると見落とすことがあります
- 表記ゆれを知っておく:ナイアシンアミドは、別名のニコチン酸アミド(=ナイアシンアミドと同じ成分を指す別名)と表記される製品もあります。ただし、今回の公式ページで確認できた表記は「ナイアシンアミド」のみでした。ほかの製品を見るときは、どちらの名称でも探します
- 手元の製品の外箱と照合する:最終的な根拠は、購入した製品の外箱の表示です。処方は変更されることがあります
- 販売元が正規の取り扱いか確認する:正規品以外では、成分表示が公式と異なる可能性があります
ナイアシンアミドとナイアシン(=ニコチン酸のこと)は、別の成分として扱われます。違いはナイアシンとナイアシンアミドの違いの記事で整理しています。
ナイアシンアミド配合の美容液を使うときの3つの注意
【結論】ほかの製品と同時に増やさず、少量から試し、肌の様子を見ながら使います。
新しい製品を足した日に頬が赤くなると、原因がどれか分からなくなります。一般的な注意として次の3点を挙げます。
- 同じ日に新しい製品を2品以上足さない:赤みやヒリつきが出たとき、原因の製品を特定しにくくなります
- まず部分的に試す:二の腕の内側などで試してから、顔に使います(パッチテスト(=皮膚の一部に少量塗って反応を見る試験)は、必ずしも安全を保証するものではありません)
- ほかの有効成分との併用は製品の表示に従う:レチノール(=ビタミンAの一種)やビタミンC誘導体(=ビタミンCを肌に使いやすい形に変えた成分の総称)などと併用してよいかは、製品ごとの使用上の注意で確認します。アスタリフトの製品とほかの成分の併用可否は、今回確認した範囲では判断できませんでした。レチノールについてはアスタリフトのレチノールの記事も参考にしてください
やめるべきサインと皮膚科を受診する目安
【結論】赤み・ヒリつき・かゆみが続くときは使用をやめ、皮膚科に相談します。
次のようなサインがあれば、使用を中止してください。
- 塗った直後から強いヒリつきや赤みが出る
- かゆみや腫れが出る
- 使用を中止しても数日間、赤みが引かない
これらが続く場合は、皮膚科の受診をおすすめします。受診の際は、使っていた製品の全成分表示を持参すると、原因の確認に役立つ場合があります。
アスタリフトのナイアシンアミドに関するよくある質問(FAQ)
【結論】公式ページで確認できた範囲で答えています。未確認の点は、そのように明記しています。
Q1. マルチチューンとリンクルリペアは、どちらを選べばよいですか?
A. 有効成分はどちらもナイアシンアミドです。使い方と予算で比べます。(詳細)
マルチチューンは1本の美容液で、リンクルリペアは朝用と夜用に分かれています。どちらが合うかは肌質や好みで異なるため、お試しサイズ(マルチチューン8mL 1,584円、リンクルリペア約30日分 4,004円)から選ぶ方法があります。
Q2. 美白とは、シミが消えるという意味ですか?
A. いいえ。公式の注釈では「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと」とされています。(詳細)
すでにできたシミを消すことを意味する表現ではありません。
Q3. リンクルリペアは朝用と夜用の両方が必要ですか?
A. 公式ページでは朝用と夜用が別々に販売されています。(詳細)
朝夜セットと単品の両方が販売されています。どちらか一方だけを使ってよいかは、公式の使用方法の表示に従ってください。
Q4. 赤みやヒリつきが出たらどうすればよいですか?
A. 使用をやめてください。(詳細)
ぬるま湯で洗い流してください。症状が数日続く場合は、皮膚科を受診しましょう。
Q5. ブライトニングとマルチチューンは何が違いますか?
A. 公式ページの有効成分が異なります。(詳細)
まとめ|有効成分欄と全成分、外箱で確かめてから選ぼう
【結論】アスタリフトのナイアシンアミドは、公式ページの有効成分欄と全成分、外箱で確かめるのが基本です。
確認できた範囲では、ナイアシンアミドを有効成分とするのはマルチチューンとリンクルリペアの2製品でした。
- 確認できたこと:マルチチューン、リンクルリペア(朝用・夜用)の有効成分はナイアシンアミド
- 有効成分が別だった製品:ブライトニング(トラネキサム酸、グリチルレチン酸ステアリル)
- 未確認のこと:リンクルリペアの全成分の全文、スキンケア一覧に掲載された8製品の有効成分と全成分
- 確かめ方:有効成分の欄、表記ゆれ、外箱、販売元の4点
- 使うとき:一度に増やさず、少量から様子を見る
「ザ セラム」の3製品は名前が似ていますが、有効成分は同じではありません。買う前に数分かけて確かめれば、思っていた成分が入っていない製品を選ぶ可能性を下げられます。
※本記事は一般的なスキンケア情報を目的としており、特定の効果効能を保証するものではありません。肌に異常を感じた場合は、皮膚科医にご相談ください。