「アスタリフトにも、レチノールは入っているのだろうか…」
夜の洗面所でボトルを手に検索している方は多いのではないでしょうか。以前に別のレチノール製品で頬が赤くなり、乾燥して皮がむけた経験があると、次は成分をきちんと確かめてから使いたくなります。
富士フイルムの公式サイトで「レチノール誘導体」の記載を確認できたのは、アスタリフト オプミー ジェルです。純粋レチノールを配合したアスタリフト製品や、配合濃度は確認できていません。この記事では、確認できた事実と未確認の点を分けたうえで、誘導体と純粋レチノールの違い、現行品かの確かめ方、使い方、A反応(=ビタミンAの仲間の使い始めに起こりやすい赤み・乾燥・皮むけのこと)が出たときの対処を解説します。
アスタリフトにレチノール配合の化粧品はある?公式で確認できる1品
【結論】公式サイトでレチノール関連の記載を確認できたのは、アスタリフト オプミー ジェルの1品です。表記は「レチノール誘導体」で、純粋レチノールとは書かれていません。ほかの製品は、今回の調査では確認できていません。
オプミー ジェルの公式情報
富士フイルムの公式サイトによると、アスタリフト オプミー ジェルは内容量60gで、価格は4,950円(税込)、推奨使用量で約1.5ヶ月分と案内されています(価格は変わる場合があるため、購入前に販売ページで確認してください)。有効成分(=製品の効果を担う成分として表示される成分のこと)として、トラネキサム酸とグリチルレチン酸ステアリルが示されています。
レチノール関連の記載は、独自の「ナノビタミン」の説明にあります。公式サイトでは、ナノビタミンを「ビタミンAの一種レチノール誘導体」とビタミンE(=抗酸化作用をもつ脂溶性のビタミンのこと)をナノ化(=成分を非常に小さな粒子にすること)した成分と説明しています。脚注には、ナノ化したハリ保湿成分として、ビタミンA油(=ビタミンAを含む油性成分のこと)と天然ビタミンEが記載されています。
確認できていない点
「レチノール誘導体」と純粋レチノールの違い
【結論】レチノール誘導体は、レチノールを化学的に変えて扱いやすくした成分の総称で、純粋レチノールとは成分名が異なります。刺激の感じ方は肌質や体調によって異なるため、誘導体でも使い始めは慎重に試します。
純粋レチノールは、ビタミンA(=皮膚や粘膜の健やかさに関わる栄養素のこと)の一種で、全成分表示(=パッケージに配合成分を記載する表示のこと)では「レチノール」と書かれます。一方、パルミチン酸レチノール(=レチノールとパルミチン酸が結合した誘導体のこと)などの誘導体は、レチノールに別の成分が結合した形で、全成分表示の名称も異なります。公式サイトの「レチノール誘導体」「ビタミンA油」という表現だけでは、どの成分かは判断できません。
| 比較項目 | レチノール誘導体 | 純粋レチノール |
|---|---|---|
| 全成分表示 | 「パルミチン酸レチノール」など(種類によって異なる) | 「レチノール」 |
| アスタリフトでの確認状況 | オプミー ジェルで記載あり(具体名は未確認) | 確認できず |
有効成分の表示は何を意味する?
【結論】公式サイトで有効成分として示されているのは、トラネキサム酸とグリチルレチン酸ステアリルです。レチノール誘導体は、ハリ保湿成分の説明の中で触れられており、有効成分として示されているとは確認できていません。
選ぶときは、次の点を確認します。
- 「医薬部外品」などの表示区分と、有効成分の名前
- 効能表示が、公式の記載の範囲か
- 販売元の公式サイトに同じ表示があるか
本記事は、特定の製品の効果効能を保証するものではありません。
現行品かを確かめる3つの方法
【結論】現行品かは、公式の製品一覧や全成分表示、販売ページの情報で確認します。モイストローションは、cosme.netで「生産終了しました」と表示されていました。
cosme.netのモイストローションのページ(発売日2016年9月1日)には生産終了の表示があり、後継品の記載は確認できませんでした。hadato.jpの記事では、同製品にパルミチン酸レチノールが含まれると書かれていますが、公式での一次確認はできていません。
- 公式サイトの製品一覧に、その製品名があるか
- パッケージや販売ページの全成分表示に、レチノール関連の名称があるか
- フリマサイトなどの転売品でないか(保管状態を確認できないため)
レチノール誘導体配合のジェルを使うときの手順5ステップ
【結論】少量から使い始めます。公式サイトに載っているオプミー ジェルの使い方は、付属スパチュラの大きい面で1円玉大を取り、顔全体に伸ばす方法です。
- パッチテスト(=少量を肌に塗り、赤みやかゆみなどの反応を見る試し塗りのこと):一般的には、二の腕の内側など目立たない場所で試し、赤みやかゆみが出ないかを確認します。
- 量を守る:公式に示された量(付属スパチュラの大きい面で1円玉大)を守ります。
- 顔全体に伸ばす:公式の手順に沿って塗ります。
- 頻度を決める:公式で頻度の指定を確認し、指定がなければ少なめの頻度から様子を見ます。
- 日中は紫外線対策:日焼け止めを使い、肌が乾燥していないかを確認します。
アスタリフト全体の使う順番は、別の記事で整理しています。オプミー ジェルを使う順番は公式で確認してください。
A反応が出たときの対処とやめるべきサイン4つ
【結論】赤みや皮むけが出たら、使用を休み、保湿を中心にしたケアに切り替えます。症状が強い、または続く場合は使用を中止して皮膚科に相談してください。
やめるべきサイン
- 塗った直後から強いヒリつきや痛みがある
- 赤みや腫れが数日たっても引かない
- かゆみやブツブツ、水ぶくれが出た
- 皮むけが広がり、化粧水もしみる
皮膚科受診の目安
使用を中止しても症状が数日以上続くとき、顔全体に広がるとき、目の周りが腫れるときは、製品名と全成分表示を持って皮膚科を受診してください。
妊娠中・授乳中の注意
妊娠中・授乳中は、ビタミンA類(=ビタミンAの仲間の成分のこと)を含む化粧品の使用について、事前に医師に相談してください。
購入前に確認したい4項目
【結論】商品名や広告の言葉ではなく、全成分はパッケージや販売ページの表示で、表示区分・販売状況・使用方法は公式サイトで確認してから選びます。
- 全成分:「レチノール」「パルミチン酸レチノール」などの表記があるか
- 表示区分:化粧品か医薬部外品か、有効成分は何か
- 販売状況:現行品か
- 使用方法:使用量、頻度、併用の注意
アスタリフトのレチノールに関するよくある質問(FAQ)
【結論】公式サイトで「レチノール誘導体」の記載を確認できたのは、オプミー ジェルの1品です。ほかの製品は、本記事では確認できていません。
Q1. アスタリフトの製品にレチノールは入っていますか?
A. 公式サイトで「レチノール誘導体」の記載を確認できたのは、アスタリフト オプミー ジェルです。ほかの製品は確認できていません。(詳細)
純粋レチノールの配合は確認できませんでした。全成分は、パッケージや販売ページの全成分表示で確認してください。
Q2. アスタリフトのレチノールは純粋レチノールですか?
A. 公式サイトの表記は「レチノール誘導体」で、純粋レチノールとは書かれていません。(詳細)
具体的な成分名と配合濃度は、公式ページでは確認できませんでした。
Q3. アスタリフト モイストローションは今も販売されていますか?
A. cosme.netでは生産終了の表示がありました。購入前に公式サイトで確認してください。(詳細)
後継品の記載は確認できませんでした。
Q4. 敏感肌でも使えますか?
A. 使えるかどうかは肌の状態によります。使用前にパッチテストで確認し、パッケージに記載の注意表示に従ってください。(詳細)
赤みやかゆみが出たら使用を中止し、続く場合は皮膚科に相談してください。
Q5. 初めてレチノール類を使うとき、何から始めればよいですか?
A. 公式の使い方を守り、少量から、少ない頻度で始めます。(詳細)
日中は日焼け止めで紫外線対策を行ってください。
まとめ|アスタリフトでレチノールを選ぶ前の4つの要点
【結論】公式サイトで確認できたのは、オプミー ジェルの「レチノール誘導体」の記載のみです。純粋レチノールと配合濃度は未確認のため、全成分と現行品を購入前に確認します。
- 配合の確認:公式でレチノール誘導体の記載を確認できたのはオプミー ジェル。ほかは未確認
- 成分の違い:誘導体と純粋レチノールは別の成分。具体名は全成分で確認する
- 現行品の確認:モイストローションは生産終了表示あり
- 使い方:公式の量を守り、少量から。日中は紫外線対策
レチノール類のケアは、肌の様子を見ながら継続して判断することが大切です。
※本記事は一般的なスキンケア情報を目的としており、特定の効果効能を保証するものではありません。肌状態に不安がある場合は、皮膚科専門医へご相談ください。