麻の布の上に置かれた茶色いガラスのスポイト瓶

「公式ページを開いたものの、『245億個』『1,000億個以上』と数字ばかり並んでいて、結局何が入っているのか分からない…」
と迷っていませんか。

エクソソームという言葉が商品名に入っていても、その言葉が全成分や原材料名のどこに書かれているかは、商品によって違います。フラコラの公式ページで確認できた範囲では、化粧品の「ヒト幹細胞エクソソーム原液 DR」は全成分の先頭に「ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソーム」と表示され、食品の「プラセンタつぶ エクソソーム」は原材料名に「エクソソーム」の語がなく、栄養成分表示の括弧書きに「エクソソームプラセンタ」と書かれています。個数は販売元の表示で、DRの245億個は原料分析結果から導いた計算値と注記されています。

この記事では、この2商品の表示の読み方、個数表示の受け止め方、ヒト幹細胞順化培養液との違い、買う前の4つの確認点を解説します。情報は2026年11月2日時点で公式ページから確認できたものです。価格や表示は変更されることがあるため、購入前に最新の公式ページをご確認ください。

フラコラのエクソソーム表記は2商品で確認できた|化粧品と食品の違い

【結論】本記事で公式ページの全成分または原材料名を直接確認できたエクソソーム表記の商品は、化粧品の「ヒト幹細胞エクソソーム原液 DR」と食品の「プラセンタつぶ エクソソーム」の2つです。 両者は区分が違うため、表示の見方も変わります。

商品 区分と表示の見方
ヒト幹細胞エクソソーム原液 DR 化粧品。全成分表示を見る
プラセンタつぶ エクソソーム 食品。原材料名と栄養成分表示を見る

この表の2商品以外にも、フラコラにはエクソソームの語を含むシリーズ名の商品や、飲料の商品が紹介されている場合があります。今回は公式ページで全成分や原材料名の記載を直接確認できた2商品に絞って整理しています。確認できていない商品については、記載の有無を断定しません。

化粧品は肌に塗って使うもの、食品は口から摂るものです。同じ「エクソソーム」という言葉でも、肌に塗る商品と飲む商品は別のものとして比べてください。

「ヒト幹細胞エクソソーム原液 DR」の全成分は3点で読む

頬に液状のスキンケア製品をなじませる女性

【結論】DRの全成分は、①先頭にエクソソームの成分名があること、②同じ表示にヒト幹細胞順化培養液も並んでいること、③保湿成分などが一緒に配合されていることの3点で読めます。

公式ページに表示されている全成分(抜粋)は次のとおりです。

ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソーム、加水分解コラーゲンエキス、プロパンジオール、グリセリン、BG、1,2-ヘキサンジオール、ヒト幹細胞順化培養液、規定化細胞培地9、ペンチレングリコール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、水添レシチン、ポリソルベート80、カプリリルグリコール、酢酸トコフェロール

化粧品の全成分表示は、一般に配合量の多い順に書かれるとされています。先頭の「ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソーム」は、エクソソームが成分名として表示されている根拠になります。ただし、先頭にあることは配合量が多い傾向を示すだけで、肌への効果の大きさを示すものではありません。

  • 先頭の成分名:「ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソーム」は、ヒトの脂肪組織に由来する間葉系の細胞(=骨・軟骨・脂肪などの組織になる能力をもつ細胞)から得られたエクソソームを指す表示と読めます。
  • 順化培養液の併記:「ヒト幹細胞順化培養液」は、エクソソームとは別の成分名です。違いは後の章で説明します。
  • 併記された成分:グリセリンやBGなどの保湿成分、加水分解コラーゲンエキスなども表示されています。肌を整えることをめざす化粧品としての処方は、エクソソーム単独ではなく全体で見る必要があります。

公式ページでは、この商品は30mLで朝晩使用の約30日分と案内され、洗顔の後に本品、化粧水、乳液またはクリームの順で使う手順が示されています。

「プラセンタつぶ エクソソーム」は原材料名にエクソソームの語がない?

【結論】食品の「プラセンタつぶ エクソソーム」は、原材料名に「エクソソーム」の語は見当たらず、栄養成分表示の括弧書きに「エクソソームプラセンタ」と書かれています。 化粧品の全成分と同じ感覚で探すと見落とします。

公式ページの表示を整理すると、次のとおりです。

つまり、この商品の「エクソソームプラセンタ」は、原材料名の「プラセンタエキス濃縮粉末(豚由来)」について、エクソソームを含む旨を説明した呼び方と読めます。エクソソームそのものを独立した原材料として表示しているのではない点が、DRとの違いです。

この商品は食品です。食品の表示は、化粧品の全成分表示とは制度が別なので、並べて「どちらが多く入っているか」を比べることはできません。アレルギー表示には「乳・ゼラチン」とあり、プラセンタエキス濃縮粉末は豚由来と案内されています。該当するアレルギーのある方は、原材料名を必ず確認してください。

「245億個」「1,000億個以上」は2つの注記つきで受け止める

洗面台に並んだスキンケア用のボトルとクリームの容器

【結論】2つの個数は、いずれも販売元の表示です。DRの245億個は「原料分析結果から導いた計算値」と注記されており、測定方法は公式ページに記載がありません。 肌への効果を示す数字ではないことに注意が必要です。

  • DRの「ひと瓶に245億個」:脚注で「原料分析結果から導いた計算値」と書かれています。実際に製品を測定した値ではなく、原料の分析結果から計算した値だと読み取れます。
  • プラセンタつぶの「1gあたり1,000億個以上」:プラセンタエキス末1gあたりの表示で、1粒や1回分に含まれる個数とは基準が違います。商品の見出しは「エクソソームプラセンタ380mg配合(3粒あたり)」で、個数ではなく原料の重さで示されています。

2つの数字は、基準が「1瓶(化粧品)」と「原料1g(食品)」で異なり、単位をそろえて比べることはできません。また、公式ページを確認した範囲では、第三者機関による検証結果の記載は見当たりませんでした。個数が多いことは、肌への働きの大きさや使用感の良さを保証するものではありません。「数字の大きさ」より「何を基準にした数字か」を見てください。

エクソソームとヒト幹細胞順化培養液は同じ?見分け方3つ

【結論】同じ成分ではありません。全成分表示で別々の名前として書かれているかを見れば、見分けられます。

エクソソームは、細胞が分泌する、膜に包まれた小さな粒子のことです。一方、順化培養液は、幹細胞を培養した後の培養液(=細胞が育つ液体)で、細胞が分泌した成分が含まれるものを指します。エクソソームは、培養液の中に含まれる成分の一つとして得られる場合があります。

見分け方は次の3つです。

  1. 成分名を探す:「エクソソーム」を含む名称か、「順化培養液」「培養エキス」を含む名称かを確認する。
  2. 両方が並んでいないか見る:DRのように、両方が併記される商品もあります。
  3. 由来の表示を見る:ヒト由来、植物由来などの表示を確認する。

「培養液」と「エクソソーム」を同じ言葉として扱う商品説明を見かけた場合は、全成分表示に立ち返って確認してください。由来の違いについては、記事末尾の関連記事で整理しています。

買う前の4つの確認点とやめるべきサイン・皮膚科受診の目安

指でコットンを肌に当てているところ

【結論】買う前に、①区分、②表示の場所、③個数の注記、④使用上の注意の4つを確認してください。 肌に異常が出たときは、使用を中止して皮膚科に相談します。

  • ①区分:化粧品か食品かを確認する。
  • ②表示の場所:化粧品は全成分、食品は原材料名と栄養成分表示を見る。
  • ③個数の注記:「計算値」「1gあたり」など基準を確認する。
  • ④使用上の注意:公式ページの使用上の注意を読み、中止の目安を確認する。

DRの公式ページには、肌に傷や湿疹などの異常がある場合は使用しないこと、赤み、腫れ、かゆみ、刺激、色抜け(白斑など)、黒ずみなどが出た場合は使用を中止し、皮膚科専門医などに相談することが案内されています。使用した肌に直射日光が当たって同様の異常が出た場合も中止します。

一般的な方法として、初めて使うときに顔全体に使う前に、腕の内側など目立たない場所で試す人もいます(公式ページの案内ではありません)。赤みやかゆみが出ていないかを確かめてから使うかどうかを判断してください(個人差があります)。

やめるべきサイン:赤み、腫れ、かゆみ、ヒリヒリ感が出たとき。皮膚科に相談する目安:中止しても症状が続くとき、広がるとき、強い腫れや痛みがあるとき。食品の「プラセンタつぶ エクソソーム」は、体質に合わない場合は使用を中止し、通院・入院中や妊娠・授乳中の方は、摂る前に医師に相談してください。

フラコラのエクソソームに関するよくある質問(FAQ)

【結論】よくある質問では、全成分の見る場所、個数の基準、順化培養液との違い、肌トラブル時の対応を確認します。

Q1. フラコラのエクソソーム配合商品は、全成分のどこで確認できますか?

A. 商品の区分によって見る場所が異なります。(詳細)

化粧品のDRは、全成分の先頭に「ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソーム」と表示されています。食品のプラセンタつぶは、栄養成分表示の括弧書きに「エクソソームプラセンタ」とあり、原材料名には語がありません。

Q2. 「エクソソームプラセンタ」と「エクソソーム」は同じ意味ですか?

A. 同じ意味とは言えません。(詳細)

公式ページを確認した範囲では、「エクソソームプラセンタ」は、豚由来のプラセンタエキス濃縮粉末について、エクソソームを含む旨を示した呼び方と読めます。エクソソーム単体の原材料ではなく、由来が違うため、DRの成分名とは分けて考えてください。

Q3. 「1,000億個」「245億個」などの個数表示の根拠は何ですか?

A. 公式ページでは、DRの245億個は「原料分析結果から導いた計算値」と注記されています。(詳細)

測定方法は記載がなく、第三者検証の記載も確認できませんでした。プラセンタつぶの1,000億個以上は原料1gあたりの表示で、基準が違うため直接比べられません。

Q4. ヒト幹細胞培養エキスとエクソソームは同じ成分ですか?

A. 別の成分名です。(詳細)

培養エキスや順化培養液は幹細胞を培養した液に由来し、エクソソームはその中などから得られる小さな粒子を指します。全成分表示で、別々の名前で書かれているかを確認してください。

Q5. エクソソーム配合の化粧品で肌トラブルが起きたときはどうすればいいですか?

A. 使用をすぐ中止してください。(詳細)

赤み、腫れ、かゆみ、刺激が続くときや強いときは、皮膚科を受診し、使用した商品の名前と全成分がわかるものを持参すると相談しやすくなります。

まとめ|表示の場所と個数の基準を確認してから選ぶ

【結論】フラコラのエクソソームは、商品の区分ごとに表示の場所が違い、個数は基準を確認して受け止めることが大切です。

  • 区分の違い:DRは化粧品、プラセンタつぶは食品。表示の見方が異なる。
  • 表示の場所:DRは全成分の先頭、プラセンタつぶは栄養成分表示の括弧書き。
  • 個数表示:DRの245億個は計算値。プラセンタつぶは原料1gあたりで、直接比べられない。
  • 順化培養液との違い:別の成分名として表示を確認する。
  • 中止の目安:異常が出たら使用をやめ、皮膚科に相談する。

エクソソームを含む化粧品は、使い続けても肌の状態の感じ方に個人差があります。表示を確認したうえで、無理のない範囲で試すことが現実的です。

※本記事は一般的なスキンケア情報を目的としており、特定の効果効能を保証するものではありません。肌に異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科専門医へご相談ください。

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