【何をしても治らない】皮膚科の薬も効かないしこりニキビはどうやって治すの?即効性のある治し方や自力での対処法を徹底解説!

にきびと粉瘤を示す図

「なんでこんな時に…」と鏡を見て落ち込む、あの赤く硬いしこり。大事な予定の前や、ホルモンバランスが乱れる時期に、決まって現れるニキビのラスボス。

今回は、そんなしこりニキビの治し方を徹底解説!繰り返しできるしこりニキビとの戦い方を伝授します。

そもそもしこりニキビとは?

にきびと粉瘤を示す図

しこりニキビとは、毛穴詰まりやストレスなどでできるニキビの炎症が悪化し、皮膚が固いしこりのように腫れあがった状態のものです。

しこりニキビってどれくらいやばいの?

しこりニキビは一瞬にしてできるものではありません。小さなニキビの元が徐々に悪化していき、最終形態として固いしこりのニキビになってしまいます。悪化が進んでいるぶん、即効で跡形もなく完治させることは難しいと考えた方がいいでしょう。

ニキビの進行段階を示す図

ニキビができるまでの流れ

そこでまずはニキビができる基本の流れを紹介します。ニキビは主に4つの形態に分けられ、順を追うごとに悪化していきます。

  1. 第一形態:ニキビができる1歩手前の状態

    乾燥やストレス、刺激などが原因で毛穴に皮脂が詰まっている状態。ニキビができる直前なので、肉眼ではまだ認識できません。

  2. 第二形態:白ニキビ・黒ニキビ

    毛穴により多くの皮脂が詰まると、毛穴の中に白っぽい盛り上がりができる白ニキビや、ニキビの毛穴が開いて内側に黒い皮脂が見える黒ニキビになります。この状態だと、どちらもまだ炎症は起きていません。

  3. 第三形態:赤ニキビ・黄色ニキビ

    白ニキビのアクネ菌が増殖し、炎症を起こすと赤く腫れる赤ニキビになります。さらにブドウ球菌が増殖し、炎症が悪化すると黄色い膿が見える黄色ニキビに変化します。

  4. 第四形態:しこりニキビ

    黄色ニキビがさらに悪化すると、ニキビの周りの組織まで炎症がおよび、皮膚の下に膿や血が溜まります。この状態を治そうとする体が余分に皮膚を生成し、皮膚の下に固いしこりニキビが出来上がるのです。

しこりニキビの治し方

にきびと粉瘤を示す図

では、しこりニキビはどのように治せばいいのでしょうか?ここでは医療機関で治す方法と、セルフケアで治す方法の2種類を紹介します。

医療機関で治す方法

  • 塗り薬や内服薬での治療

    しこりニキビは炎症を起こしているので、まずは炎症を鎮める薬を処方してもらいましょう。塗り薬ではピーリング作用のあるものもあり、皮膚のターンオーバーを促して、しこりの元となる膿や血を表面に近付ける方法があります。

  • ステロイド局所注射

    炎症を鎮める効果のあるステロイドを、しこりニキビに直接注射する方法です。ニキビ治療でステロイドの飲み薬や塗り薬が処方されることもありますが、しこりニキビの場合は注射が有効的だと言われています。

  • ニキビ圧出

    しこりニキビは皮膚に覆われているので、塗り薬だけでは患部に直接作用させることは難しいでしょう。そこでしこりニキビに小さい穴を開けて、専用の器具で毛穴に詰まった膿を押し出して取り除きます。ニキビ圧出は専門知識が必要なので、セルフケアで行うとニキビ跡になる可能性が高く、注意が必要です。

  • ポテンツァ

    ポテンツァはマイクロ単位の細い針を肌に挿し高周波を照射することで、肌の再生能力を促す治療法です。肌の深い部分に作用するほか、ニキビ予防やニキビ跡への高い効果を期待できます。

セルフケアで治す方法

  • 肌のターンオーバーを促す

    しこりニキビは皮膚に覆われているため、まずは古い皮膚を剥がし、新しい皮膚の再生を促すことが大切になります。肌の負担にならない範囲で、ピーリング作用のあるスキンケアを試してみるのも効果的です。

  • 市販薬を試す

    皮膚の奥にできたしこりニキビがだんだん表面に上がってきたら、抗炎症成分が入っている塗り薬などを試してみましょう。しかし肌質やニキビの状態には個人差があるので、購入の際はドラッグストアの薬剤師に相談することをおすすめします。

  • 生活習慣を見直す

    ニキビ治療には、バランスの摂れた食事と十分な睡眠が必要不可欠です。食事では皮膚の再生を促すビタミンを積極的に取り入れ、睡眠時間は毎晩7〜8時間確保することが重要です。

しこりニキビと間違いやすい「粉瘤」とは?

にきびと粉瘤を示す図

粉瘤とは、何らかの原因で皮膚が袋状になったところに、皮脂や古い角質が溜まり、皮膚がドーム状に盛り上がってになってしまう状態です。しこりニキビと間違われることも多く、初期状態の粉瘤としこりニキビでは、見た目に大きな変化がありません。

しこりニキビと粉瘤を見分けるポイント

しこりニキビと粉瘤を見分けるには、3つのポイントを抑える必要があります。

  1. 1:毛穴に黒い点があるかどうか

    粉瘤の場合、真ん中あたりに開口部と呼ばれる黒い点があります。しこりニキビの場合は皮膚に覆われているため、表面に目立った変化は現れません。

  2. 2:大きさの違い

    粉瘤はニキビとは違い、10cm以上に巨大化することがあります。ほとんどのしこりニキビは巨大化しても数センチ程度なので、大きくなった粉瘤は簡単に見分けることができます。

  3. 3:匂いがするかどうか

    粉瘤は老廃物の塊なので、圧迫されて中の膿が出てきた場合、独特の悪臭を放つことがあります。しこりニキビの場合は、基本的に無臭です。

しこりニキビの予防法は?

にきびと粉瘤を示す図

では、そもそもしこりニキビができないようにするにはどうすればいいでしょうか?ここでは今すぐ始められる簡単な予防法を3つ紹介します。

  • 生活習慣を整える

    適度な運動、十分な睡眠、栄養の摂れる食事はニキビを予防する上での基本です。運動習慣をつけることで血流を促進し、汗を流すことで肌のデトックスに繋がるほか、睡眠時間を毎日7~8時間確保することで肌の再生を促します。食事では肌にいいタンパク質とビタミンを取り入れ、皮脂分泌を促すスナック菓子やスイーツは控えるといいでしょう。

  • スキンケアを見直す

    毎日の洗顔方法や保湿方法が間違っていると、皮脂が詰まってニキビの原因になってしまいます。洗顔は清潔な手で泡立てて優しく洗い、濡れた肌はタオルではなくティッシュなど刺激の少ないもので水分を取りましょう。洗顔後の保湿はもちろんのこと、白ニキビが発生しにくい処方のノンコメドジェニックの化粧品を使うこともおすすめです。

  • ホルモンバランスを整える

    女性は生理の影響でホルモンバランスが乱れ、ニキビができやすくなります。適度なストレス発散はもちろん、低用量ピルを服用することで改善が見込める場合もあります。低用量ピルを試す場合は、近くの産婦人科で医師に相談してから処方してもらいましょう。

まとめ

しこりニキビは、悪化したニキビが皮膚の下にできるようなもので、自然治癒で完璧に治すことはまず難しいでしょう。早く治そうと間違った対処法をしてしまうと、逆にニキビが悪化したり、ニキビ跡になってしまう危険性があります。気になる場合は、早めに近くの医療機関を受診しましょう。