麻布の上に置かれた茶色いガラスの小瓶
※イメージ写真です

「敏感肌向けのディセンシアにも、ナイアシンアミドは入っているのかな…」
と、夜の洗面所で、スマホの検索結果と手元のボトルを見比べていませんか?

ディセンシアの公式ページで、ナイアシンアミドが有効成分と確認できたのは「リンクルO/L コンセントレート」でした。一方、ホワイトF/L コンセントレート、モイストS/C コンセントレート、クリーム、クレンジングクリームの全成分には、ナイアシンアミドもニコチン酸アミドも見当たりませんでした。

ただし、確認できたのは公式サイトの一部の製品ページだけです。この記事では、公式サイトで確認できた製品と未確認の製品を分けたうえで、全成分での見分け方、医薬部外品の見方、敏感肌が使うときの注意を解説します。

ディセンシアにナイアシンアミドは入っている?公式で確認できた2つの事実

【結論】公式ページで、ナイアシンアミドが有効成分と確認できたのはリンクルO/L コンセントレートです。ほかに確認した4製品には見当たらず、そのほかの製品は未確認です。

確認できた事実は次の2点です(いずれも2026年10月31日時点)。

  • リンクルO/L コンセントレート(医薬部外品=効果が認められた有効成分を含み、医薬品と化粧品の中間に位置づけられる製品区分)の公式ページには、「【有効成分】ナイアシンアミド」と表示されています
  • ホワイトF/L コンセントレート、モイストS/C コンセントレート、クリーム、クレンジングクリームの公式ページの全成分には、「ナイアシンアミド」「ニコチン酸アミド」の表記がありませんでした

未確認の点もあります。公式の「シワ」の悩み向け一覧には、リンクルO/L コンセントレートのほかに、アヤナスのリンクルO/L フェイスマスク コンセントレートとリンクルO/L BBエッセンスが載っていますが、この記事ではその2製品の全成分を確かめていません。ほかの製品も同様です。「ディセンシアの製品のうち、ナイアシンアミドが入っているのはこの1つだけ」とは断定できません。

リンクルO/L コンセントレートの全成分で見る3つのポイント

【結論】有効成分の欄、「D-リンクルアミド」という名称、その他の成分の3点を分けて見ると、読み違いを減らせます。

白い面の上に広がる透明な水滴
※イメージ写真です

公式ページでは、商品の分類が「医薬部外品」と表示されています。価格は通常購入で7,150円(税込)、定期購入で6,435円(税込)です。公式ページには効能効果を述べた文が見当たらなかったため、この記事では効能効果については述べません。

  • 有効成分の欄:「【有効成分】ナイアシンアミド」と表示されています。ナイアシンアミドはビタミンB3(=水に溶けやすいビタミンのグループの一つ)の一種です
  • 「D-リンクルアミド」という名称:公式ページでは、この名称に「ナイアシンアミド」を示す注釈がついています。成分表を見るときは、ナイアシンアミドの名称でも探してください
  • その他の成分:水、濃グリセリン、ジグリセリン、ローズ水、BG(=1,3-ブチレングリコール。保湿や溶剤に使われる多価アルコール)、グリセリンなどに続き、セラミド2(=角層に含まれる脂質のセラミドのこと)、加水分解ヒアルロン酸(=ヒアルロン酸を細かく分解して分子を小さくした保湿成分)、各種の植物エキスなどが表示されています。ナイアシンアミド以外の成分も含まれるため、製品全体の使い心地は、有効成分だけでは判断できません

なお、有効成分は全成分の一覧とは別の欄に書かれています。医薬部外品では有効成分とその他の成分が分けて表示されるため、全成分の一覧だけを見て探すと見落とすことがあります。

ナイアシンアミドが見当たらなかったディセンシアの4製品

【結論】公式ページの全成分で確認した4製品には、ナイアシンアミドもニコチン酸アミドも見当たりませんでした。

夕方、クリームを選ぶ前に「この製品にも入っているのかな」と気になることもあるでしょう。公式ページで確認した範囲は次のとおりです。

製品 確認できた内容
ホワイトF/L コンセントレート 有効成分はアスコルビン酸2-グルコシド(=ビタミンCの誘導体)。ナイアシンアミドの表記なし
モイストS/C コンセントレート 医薬部外品。有効成分はグリチルリチン酸2K(=甘草由来の成分)。ナイアシンアミドの表記なし
クリーム 全成分にナイアシンアミド、ニコチン酸アミドの表記なし
クレンジングクリーム 全成分にナイアシンアミド、ニコチン酸アミドの表記なし

これらは公式ページに載っていた全成分に基づく確認です。処方は変更されることがあるため、購入時は手元の製品の外箱も確かめてください。

全成分表示でナイアシンアミドを見分ける4つの確認点

【結論】成分名の表記ゆれ、有効成分の欄、外箱との照合、販売元の4点を順に確かめます。

  • 表記ゆれを知っておく:ナイアシンアミドは、ニコチン酸アミドとも呼ばれます。製品によって表記が異なるため、どちらの名称でも探します。ブランド独自の呼び名(例:D-リンクルアミド)が使われる場合は、注釈で正式名を確かめます
  • 医薬部外品は「有効成分」の欄も見る:有効成分とその他の成分が別欄に分かれて表示されます。片方だけを見ると見落とします
  • 手元の製品の外箱と照合する:最終的な根拠は、購入した製品の外箱の表示です。公式サイトと一致するかを確かめます
  • 販売元が正規の取り扱いか確認する:正規品以外では、成分表示が公式と異なる可能性があります

ナイアシンアミドとナイアシン(ニコチン酸)は、別の成分として扱われます。違いはナイアシンとナイアシンアミドの違いの記事で整理しています。

敏感肌がナイアシンアミドを使うときの3つの注意

【結論】ほかの製品と同時に増やさず、少量から試し、肌の様子を見ながら使います。

新しい成分を足した日に頬が赤くなると、原因がどれか分からなくなります。一般的な注意として次の3点を挙げます。

  • 同じ日に新しい製品を2品以上足さない:赤みやヒリつきが出たとき、原因の製品を特定しにくくなります
  • まず部分的に試す:二の腕の内側などで試してから、顔に使います(パッチテスト(=皮膚の一部に少量塗って反応を見る試験)は、必ずしも安全を保証するものではありません)
  • ほかの有効成分との併用は製品の表示に従う:レチノールやビタミンC誘導体などと併用してよいかは、製品ごとの使用上の注意で確認します。ディセンシアの製品とほかの成分の併用可否は、今回確認した範囲では判断できませんでした。レチノールについてはディセンシアのレチノールの記事も参考にしてください

やめるべきサインと皮膚科を受診する目安

【結論】赤み・ヒリつき・かゆみが続くときは使用をやめ、皮膚科に相談します。

次のようなサインがあれば、使用を中止してください。

  • 塗った直後から強いヒリつきや赤みが出る
  • かゆみや腫れが出る
  • 使用を中止しても数日間、赤みが引かない

これらが続く場合は、皮膚科の受診をおすすめします。受診の際は、使っていた製品の全成分表示を持参すると、原因の確認に役立つ場合があります。

ディセンシアのナイアシンアミドに関するよくある質問(FAQ)

【結論】公式ページで確認できた範囲で答えています。未確認の点は、そのように明記しています。

Q1. ディセンシアのどの製品にナイアシンアミドが入っていますか?

A. 公式ページで確認できたのは、リンクルO/L コンセントレートです。(詳細)

有効成分の欄に「ナイアシンアミド」と表示されています。ほかに確認した4製品には見当たりませんでしたが、全製品は確認していません。購入前に、気になる製品の公式ページと外箱で確かめてください。

Q2. 「D-リンクルアミド」とナイアシンアミドは同じですか?

A. ブランドの表記では「D-リンクルアミド」ですが、公式ページの注釈では「ナイアシンアミド」と示されています。(詳細)

成分表を見るときは、ナイアシンアミドの名称で探してください。

Q3. 医薬部外品と化粧品では、何が違いますか?

A. 医薬部外品は、有効成分を含み、表示できる効能の範囲が決まっている製品区分です。(詳細)

医薬部外品では「有効成分」の欄が別に設けられます。一方、化粧品として販売される製品では、表示できる効能の範囲が異なります。購入時は、外箱の区分と有効成分の欄を確かめてください。

Q4. ナイアシンアミドとレチノールは一緒に使えますか?

A. 製品によって異なるため、一概には言えません。(詳細)

ナイアシンアミドを含む製品とレチノール配合製品の併用は、今回確認した範囲では判断できませんでした。併用する場合は、一度に増やさず、各製品の使用上の注意に従って少量から様子を見てください。

Q5. 赤みやかゆみが出たらどうすればよいですか?

A. 使用をやめてください。(詳細)

ぬるま湯で洗い流してください。症状が数日続く場合は、皮膚科を受診しましょう。

まとめ|公式の有効成分欄と全成分で確かめてから選ぼう

【結論】ディセンシアのナイアシンアミドは、公式ページの有効成分欄と全成分、外箱で確かめるのが基本です。

確認できた範囲では、ナイアシンアミドを有効成分とするのはリンクルO/L コンセントレートでした。

  • 確認できたこと:リンクルO/L コンセントレートの有効成分はナイアシンアミド
  • 見当たらなかった製品:ホワイトF/L、モイストS/C、クリーム、クレンジングクリーム
  • 未確認のこと:アヤナスのリンクルO/L 2製品を含む、そのほかの製品の全成分
  • 確かめ方:表記ゆれ、有効成分の欄、外箱、販売元の4点
  • 使うとき:一度に増やさず、少量から様子を見る

成分の確認には手間がかかりますが、買う前に数分かければ、思っていた成分が入っていない製品を選ぶ可能性を下げられます。

※本記事は一般的なスキンケア情報を目的としており、特定の効果効能を保証するものではありません。肌に異常を感じた場合は、皮膚科医にご相談ください。

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